ゆったりのんびり

ひさびさに映画館で映画。。NANA以来？（NANA２じゃない）

原作はよしもとばなな。
彼女の小説同様、映画は終始ゆったりとしたおもむき。

母・妻を亡くした娘（堀北真希）・夫（役所広司）がどうやって、
その死と向かい合うか。
そのつらさをさらけ出して、２人で分かち合えば済むことなのに、
そう簡単にはいかず。
夫は現実逃避で町外れに住むアルゼンチンババア（鈴木京香）の元に逃げ込んだ。

アルゼンチンババアの妊娠を機に、
親子はようやく母・妻の死と、そしてお互いと向き合うことができる。

つらいことがあると、現実逃避したくなって、
あんな風に逃げれる場所が欲しいと思ってしまった。
猫がいっぱいで、あの中の一匹になりたい。
アルババの美しさは宇宙的。

堀北は野ブタのときに知ったが、
あんときはかなりの衝撃だった！
こんな女優がいるのか。こんな気持ち悪くていいの？って思った。
正統派な顔してるのに、けっこういろいろやってる。
鉄板少女とか。
↑は企画に恵まれなかったが、
今度は良い脚本で、はっちゃけた役が観たい。