太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

森見登美彦/太陽の塔


京都大学を休学する、
自分に自信があるんだかないんだかわからない、
初めての彼女にふられ、そして未練たらたらな、男子学生が主人公。


冬場の部屋飲み後の朝のシーンなど自分の大学生活と似ていて、
あの頃のあのグダグダ感を思い出しました。


最後の、主人公が彼女の行動について、つらつらと思い出すシーンが好きです。
すごく愛がこもっていて、切ないです。