恋するオトコ


シガテラ(3) (ヤンマガKCスペシャル)

シガテラ(3) (ヤンマガKCスペシャル)


高校生のときに、よく「稲中」読んでました。
帰りの電車で読む本がなくて、著者を知っていたし何気なく1巻を買った。


めっちゃつぼです
あっという間に全6巻購入。まだ続いてるもんだと思って買ってたから、
6巻で終わっちゃったのが正直寂しかった。


内容は、さえなくて、いじめられちゃってる主人公荻野が、
バイクの教習所で出会った可愛い女の子南雲ゆみに告白されて付き合い始める、ってお話。
自分に自身になくて不安定な荻野少年は、悩んだり疑ったりしながら、
南雲さんと一緒に成長していくのです。



このマンガのどこに惹かれたのだろう。。
最近は、甘い少女漫画や小説を読むことが多かった。ロマンチックなね。
でも、これは違った。
荻野少年は自分が弱くて不安定なことをちゃんと直視して、
でも南雲さんが好きで、どうすれば彼女と一緒に生きて行けるか、をいっつも考える。
一人の世界に入っちゃうほどに。
南雲さんもそんなふうに一生懸命なところが好き。素敵だわ。
そう、自分を偽らないで受け入れている荻野少年に惹かれたんだなぁ。。


荻野少年が、南雲さんとのファーストキスのあと、
いかがわしい妄想が止まらなくなりました。
それを沈めてもらおうと南雲さんに頼んだのに、
彼女は「君は平気だよ。」と肯定的な言葉を。
そして、荻野はさらにバーニング。
このシーンが好きだ〜。


シガテラ」とは、毒の名前らしい。