NANA

映画版NANA、観て来ました。
漫画を読んでいるので、いろいろ思い入れがありますが、
こんなものだろう。というのが正直な感想。


音楽一筋、勝気で男勝りだが、かなり歪んだ性格の持ち主、ナナ。
こうあれたら、女はどんなに可愛くて愛しい生き物であるのであろう、奈々。
対照的で、両極的な2人の女が織り成す、、、なんだろうそれぞれのラブストーリー?
入り組んでるから、わからんね。



映画の感想としては、サクサク進みすぎで、漫画読んでないと、
わからないんじゃないでしょうか。。
矢沢あいの漫画における細かい人物描写がボロボロですよ、これじゃあ。
クッキーかなんかのインタビューで、矢沢さんは、
「人物を作りこんでから、物語を始める。
そうすると、勝手に登場人物が動いてくれる。」
みたいなことを言ってたんだけど、映画じゃそれは無理みたい。
誰一人にも感情移入できません。


ただ、宮崎あおいはほんと可愛かった!
宮崎あおいと成宮くんの演技に救われたところがあると思います。
でも、かなり中途半端なところで終わってるよね、、続きあるの?
これだけボロクソ言っといて、続きあったらまた観に行くんだよね、きっと。